さゆたログ

さゆたの!

日々を過ごしていく中で感じたこと

【病院栄養士】直営での事務仕事内容を紹介!

病院栄養士に事務仕事があるのか、それとも栄養士とは名ばかりで調理だけなのか。

気になるところですよね。

今回は直営の病院で3年働いていたときにしていた事務仕事を紹介しています!

転職の参考にしてみてくださいね。

[say img="https://blog.sayutan14.com/wp-content/uploads/2018/07/ohana2.png" name="はなちゃん"]調理+の事務仕事のハイブリット感![/say]

ではいきます!

病院栄養士の仕事内容についてはこちらです>>直営!病院栄養士ってどんな仕事なの?3年働いた私の体験談。

\病院栄養士を目指すなら!/

介護・福祉の転職サイト『介護JJ』に求人を見にいってみる>>>

 

病院栄養士の事務仕事①食数管理

 

食数管理とは、その名の通り朝食・昼食・夕食の食事数の管理をします。

[list class="ol-circle li-mainbdr main-bc-before"]

  1. 医師から食事箋が届く
  2. それを元に何食にするのか(糖尿や心臓など)・カロリーに応じて米飯のグラムを決める
  3. 患者さんの名札を作成する
  4. 退院患者さんの確認・名札を破棄
  5. 配膳担当がわかりやすいように名札を並べ替える
  6. その日の帳面上の数と名札の数があっているか確認
  7. 同じことをPCにも記録する

[/list]

というようなことを1日3回します。

名札の数が合わないとか、患者さんの名札作ったけど食事内容間違っていたとか、ちょっと間違うと大問題なので重要任務です!

これまで栄養士として2年くらい働いて調理現場をみっちりやったあとにこの業務が回ってきたので

[list class=li-chevron li-mainbdr main-c-before"]

  • もう栄養士としてのカロリー計算とか忘れかけてる
  • 数が合わないとただ時間だけが経ち、食数が出ないと調理も始められないので焦る
  • 考えていたけどわからなくて上司に相談すると「なんでそうなるの!?」

[/list]

いや~~慣れるまでとても大変でした…。

でも…。

[say img="https://blog.sayutan14.com/wp-content/uploads/2018/07/ohana.png" name="はなちゃん"]わ~私栄養士の仕事してる!って感じする~![/say]

という実感はめちゃくちゃありました(^o^)

 

病院栄養士の事務仕事②嗜好調査

 

年4回、実際に患者さんの元に行って食事の感想を聞いてくるという事務?というか調査の仕事がありました。

そして嗜好調査は基本的に時間外にやる仕事だったのでその時期になると残業が増えるなぁとちょっと恐怖していました。

栄養士は滅多に患者さんのところに行かないので、実際に患者さんとお話する貴重な機会です。

患者さんも直接作っている人に意見を言えるという機会なのでズバズバっと意見を言われることもあり、ドキドキして毎回臨んでいました。

私が働いていた病院は80%くらいが年配の方だったので余計に話しかけにくかったです^^;

心臓食とか糖尿食の方が多いので、食事の味の感想を聞いても「薄いねぇ」と言われることが多いんですよね。

治療食なので「でも仕方ないんだもんねぇ」って言ってくれるのですが、ちょっと心が痛かったです。

 

調査した内容をまとめ、改善点を記して上司に提出して終わりです。

[say img="https://blog.sayutan14.com/wp-content/uploads/2018/07/ohana.png" name="はなちゃん"]これが時間外労働じゃなかったらまだ楽しかったかも[/say]

病院栄養士の事務仕事③書類確認

 

1日の終わりに

[list class=li-chevron li-mainbdr main-c-before"]

  • 中心温度計記録用紙
  • 清掃チェック表

[/list]

こちらを集めてきちんと記録されているか確認します。

[list class=li-chevron li-mainbdr main-c-before"]

  • 和え物を作ったら1つ1つの野菜がちゃんと記入されているか
  • 揚げ物もすべてロット回数が記してあるか
  • スチコンで仕上げたものも段ごとに記入がされているか

[/list]

ちゃんとチェックします。

抜けていたら担当の調理師や調理補助にお願いして回ります。

清掃チェック表も同じく担当した方が名前を記すのですが、これも結構抜けているので埋めていきます。

きちんと書かれていないと、もし食中毒が起こった場合に証拠となるものがありませんし、自分の厨房も守れません。

割とみんな面倒臭がってしまう部分なのですが、ここはきっちりお願いをしていきたいところです。

病院栄養士の事務仕事④発注作業

 

自分の働いていた病院では発注は基本月曜と火曜に次の週1週間分の発注をしていました。

発注量も多いしミスをしてしまったらすぐに追加発注もできないので慎重な作業が求められます。

来週の患者の数も現在の患者の数からの想像の数で行っていました。

しかも基本手作業!

食数から導きだされるだいたいの発注量はPCで計算され印刷されます。

そこから1枚ずつ目視で実際の発注量を決定して紙に手作業で書いていきます…昭和みたいな発注方法…。

倉庫や冷凍庫の在庫の数を来週に回したりして引き算をして発注量を変更する作業もあります。

例えば「パセリ54g」と出ていても、八百屋さんは54gでは持ってきてくれない上に最低発注量があるのでこのパセリなら最低発注量である100gに書き換えます。

そんな作業を1週間分永遠と繰り返していきます。

それを2日間みっちりとやりますのでおよそ16時間で終わります。

そして次の週になったら「あれがないぞ!」や「これ発注間違えていない?」みたいなことが連発してそれの対応に追われたりします。

発注作業は最後の見返しが非常に重要です!

発注をミスってヒヤリハット報告書を何枚も何枚も書いた苦い思い出ばかり…でもずっと2日間発注だけをしていればいいので結構好きな事務作業でした。

今思い返すとめちゃくちゃ効率の悪そうな発注方法ですね。

もう10年くらい前に働いていたので今はもっと効率的なPCで全部完結できるようなシステムになっていることを願います。。。

病院栄養士の事務仕事は調理と併用なのが辛いところ

 

嗜好調査や中心温度チェックなどは調理と併用して行うのでサービス残業になりやすい業務でした。

しかし発注と食数管理は1日それに没頭できるので結構好きな業務でした。

だって1日1回も調理しなくていいんですよ!?

わー栄養士っぽーい!!って思ってやっていましたが、発注も食数管理もたまにしか業務をさせてもらえなかったので、ミスに繋がりやすく、前回聞いたことも忘れがちでした。

やはり事務か調理かどっちかだけがいいなぁと思いました。

ちなみに同期は「私には発注も食数管理もできる気がしませんので調理だけでいいです!」ときっぱり言っていました笑

人には向き不向きもありますものね!

介護・福祉の転職サイト『介護JJ』では病院栄養士の求人も、もちろん記載されています!

調理ばかりでなく事務にも携われる求人も多数紹介されていますので、ぜひ転職選びの参考になればと思います。

\病院栄養士で事務仕事もしたいなら/

介護・福祉の転職サイト『介護JJ』に求人を見にいってみる>>>

 

 

【スポンサーリンク】