さゆたログ

さゆたの!

日々を過ごしていく中で感じたこと

病院栄養士のやりがいは?直に食事に関われるところ!

こんにちは!

病院栄養士として3年働いたさゆたです。

毎日時間に追われ、膨大な業務をこなしながらもこのブログを読んでくださっているあなた、大変お疲れ様です。

仕事のやりがいってつい忘れてしまいませんか?

やりがいなんて感じることもなくただ毎日の業務を過ごしていませんか?

私もついつい忘れがちで…目の前にある業務をただこなすだけになっていて、複雑な献立が出たら「面倒くさいな」なんて思ったりしていました。

 

でも待ってください!そのご飯は誰のご飯ですか?

何のために作っていますか?

このブログを読んでちょっとでも初心を思い出して頂けたらなと思います。

 

食を通じて患者さんを支えてあげられる

 

私たちは医者ではありません。

看護師さんでもありません。

病気のことはお医者さんより詳しくない。

でも食のことは2人より詳しい。

入院している患者さんは、毎日とても退屈にされています。

だからこそ1日3回の食事をとても楽しみにしていらっしゃいます。

その方々に食を通じて身近に接することができる。

これは調理現場の人しか出来ないことです。

あなたにとっては100食のうちの1食かもしれませんが、患者さんにとっては自分だけの1食です。

自分だけに作られた食事って魅力的ですよね。

 

たまには病棟に行ってご飯を食べている様子を見るのもアリです。

実際に食べているところを見ればやりがいを感じないなんてこと、思わなくなりますよ♪

病院栄養士のやりがいは病気を内側から助けられること

 

入院患者さんは、骨折した方…ばかりではないですよね。

糖尿病、心臓病、高齢…透析…。

私の働いていた病院は病気+高齢患者さんが多かったです。

患者さんと直に触れる機会が少ないので忘れがちなんですけれど、患者さんの病気や症状や体重に合わせてご飯を作っていますよね。

 

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その他たくさん病院食がありますけれど、患者さんにあった食事を提供することかできる。

家では中々ご飯の量を調節したり、たんぱく制限の食事を作ったり出来ませんよね。

そして患者さんの症状を和らげてあげることができる。

しかも薬ではなく食事で。

これってすごいことですよね。

病院栄養士ならではだと思います!

 

前に褥瘡のひどい患者さんに出会ったのですが、プロテインを混ぜた食事を提供することになり、褥瘡が少し溶解したことがありました!

これはかなり嬉しい出来事でした(^^)

そんな時はとくにやりがいを感じましたよ!

病院栄養士のやりがいは見つけるもの

 

なんとなく毎日献立を見て、作って、盛り付けして配膳する。

はたまた検品をして食材を片付け、調理した帳面を揃える。

 

毎日ただこなしているだけでは実はやりがいなんて感じないんですよね。

ただの業務です。

ただの大量調理です。

 

その中でもやりがいを見つけようと思った時に行動すべきは

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  • 患者さんに会いに行く
  • 患者さんのことを思い浮かべて丁寧に作る
  • なぜその食事を作っているか
  • なぜこの作業をしているのか
  • 上から与えられた仕事だけで終わらないようにする

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ちょっとでも考えながらすると、やりがいはいくらでも感じられます。

特に患者さんに会いに行くなんてのは、直接意見を貰えたりするのでやりがいを感じられやすいですよね。

盛り付け面だって、例えばトマトの切り方1つでも、ただ8等分に切るか、それとも飾り切りをするかだけでも患者さんの食事の楽しさは変わるものです!

正直、病院栄養士は仕事面ではきつい方だと思います。

なんでこんな仕事しているんだっけと立ち止まった時、この記事のことを思い出してくれたらと思います。

ぜひ、あなただけのやりがいを見つけてくださいね♪

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