さゆたログ

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「君に届け」の最終巻まで読んだ感想

通勤時間が往復約2時間半あり暇なので、ブログのリライトをしているかソシャゲをしているか、漫画を読んでいるのだが、最近「君に届け」を読み終わったのでレビューしたい。

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青春が詰まっていてとても面白かった!

初めにこの本を読んだのは専門学生の時だっただろうか。 弟が大人買いして一気に5巻ほど読んだ。 2巻だったか3巻だったか。 ちづとあやねの悪い噂を爽子が流したという誤解を受け、爽子に自分達のことを好きか、友達なのかと聞いているシーン。 そこからすれ違い、更にこじれる3人。 最後には女集団に爽子が立ち向かい、ちづとあやねの事が、好きよりもっと大好き。と告白し、初めて友達が出来た!と思いが届いたシーンで涙した。 そこから10巻くらいまでは読んでいたが、コミックスを買わなくなりしばらく読んでいなかった。 今回、完結したということでまた一気に読んだけれど、高校の3年間の青春がぎゅっと詰まっていて、自分にはこんな高校生活はなかったなと思い、羨ましく、輝いていた。

風早くんが爽やか

まぁこんな人現実にはいないんだけど、クラスの誰からも頼りにされて、女子のほとんどから慕われて。 そんな風早くんは爽子に恋をするのだが、これがまた全然届かない。 君に届け。という題名ながら、想いを届けようとする場面が多い。 そしてよくすれ違っていて中々届かない。 映画も昔見たが、あれは完全に届いてないなと感じた。 爽子と付き合うまで、全然想いが届かない。 そこがまた面白い。 やはり少女漫画は付き合うまでが一番面白いと思う。   学祭でみんなの前での告白になったけど、あそこまでしないと、爽子には届かなかったんだよね。 付き合ってからも、大人に色々言われて、大事にしたい、でも側にいるから触りたい思いで悩んでいて やっと手を繋いだり、キスしたり…。 こんな初々しい2人を見るのにいちいちニヤニヤしながら読んだ。 3回目の爽子の誕生日に思わず何回もちゅーしてみたり、とっても可愛い。 大学の4年間、遠距離になるけれど、ちゃんとそのまま付き合ってるのかが気になる。 大学はいっぱい出会いもあるし愛の言葉をいくつ紡いでいても、終わる時はあっさり終わったりするので、おばちゃんは気になる。

こんな恋愛は2度と来ない

私は結婚して5年経つけれど、旦那と手を繋いで歩くことはほぼなくなった。 行ってらっしゃいとキスをすることも少なくなった。 付き合っていた時はあんなに引っ付いていたのにな。と思ったりもする。 この漫画を読んで、こんな時もあったな。と懐かしくなった。 (だからといってまたラブラブには中々戻れないけど…)

爽子とくるみ

風早がずっと好きだったくるみちゃんだったけれど、作戦も失敗し、そこから猫かぶりを止めて正直に刺のあるままのくるみちゃんの方が私は好き。 この計算高い女の子。現実にもいそう。 最初から最後までずっとライバルで大学に行ってからもずっと一緒。 いつも爽子が立ち止まってる時にアドバイスをくれる結局の所いい子だったな。 お泊まり勉強会で謝る姿にずっと悩んでたんだ。やっと謝れて良かったね。 と、お母さんの気持ちで見ていた。

ちづと龍

ちづと龍は兄妹みたいな感じでなんていうか、龍の思いが通じて良かったねというか。 負けん気の強いちづが龍に「俺のこと好きなのか!?」と聞かれて 「好きだよ!!」と返したシーン。 (あっ、これよくBLで見かけるやつだ…!) なんて思ってしまった。 大学終わって帰ったら結婚な! って、めちゃくちゃ幸せだなこの2人。 多分一番関係が続いていそう。 死ぬまで一緒にいるんだろうな。と思う。

あやねちゃん

  あやねちゃんはケントとピン、どっちかと付き合うんだろうな。 と思いながら読んでいたけれど ケントと付き合って、ピンに恋する流れだったのね。 ケントは良いやつだけど、良いやつだけでは恋愛にはなれないよね。 割とリアルな恋愛だったと思う。 私も好きじゃないけど告白されて付き合ったことが何回かあって、それから好きになるかな?と思ったけれど、やっぱりなれなくてさよならをしたことがある。 好き同士だから付き合うっていうのがいまいちわからなかった。 ケントに別れを告げて、想いを伝えるシーンで私はとても感動した。 自分のことを好きだった人のことは割と記憶に残っているので、東京でもいい恋愛して欲しいなと思う。

アフターストーリーも読みたくなる!

爽子は先生になったのかとか、ちづと龍が結婚して久々にみんな集合したりしてるのかとか、 風早くんのプロポーズとか! みんなそれぞれどうなったのかなと、キャラクターがみんな前を向いて活き活きとしていたので、私も何か頑張ろうと思えた漫画でした。 ありがとう。 [itemlink post_id="468"]

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